住まいのお悩み・ご相談

住まいに投資する優先順位

住宅の工事の内容は多種多様になります。限られた予算の中で、どのようなコストバランスをとるのか。目的によっても大きく異なります。

 

梶原建築の提案するコストの優先順位は

 

①本体性能(耐震性や窓を含む断熱)、

②必要最小限で済む高性能設備機器、

③余裕があれば太陽光などの創エネ

 

①が最重要項目ですが非常に目に見えにくくわかりづらいものです。

耐震性は地震がきた時に初めてわかる。断熱は体感して初めてわかる。

しかし、よく考えてみてください。

 

耐震性では、「建築基準法レベル(耐震等級1)」は震度6強~7の地震でも、直ちに倒壊はしないレベル。

つまり、命は助かっても建物は大規模に直さないと(建替えレベル)使えない可能性が高いです。

平成28年4月に発生した熊本地震では震度7が短期間に2度も発生し、倒壊した建物が多かったことは皆さんも記憶に新しいことと思います。今後もこのようなケースは無いとはいえません。

建築基準法の1.25倍の等級2といえど軽微な被害が目立ち、1.5倍の等級3でようやくほとんどが無傷という結果が出ています。

この結果を真摯に受け止め、皆様家族の明るい将来のため、等級3の選択が必須です。

 

断熱性では、低性能住宅と高性能住宅を比較すると初期投資こそ差がつきますが、竣工後の光熱費による差でトータルコストでは年を追うごとに徐々に縮まり、やがて逆転現象が起こります。さらに、金銭面以外でも生活でも差がつきます。

まず暖房器具ですが同じ温度設定と考え、6畳用一台のエアコンで賄える断熱性能と、各部屋にエアコン設置が必要な断熱性能では機械の故障を考えたときに更新費用で差がつきます。1台10万円としたらすごい差です。

忘れてはいけないのは

「機械はいつか壊れる。」

「断熱材は丁寧な施工さえしてあれば半永久的に効果が持続する。」

後の費用を考えたら確実に後者を選びますよね。

しかも、高断熱にすれば外気温の影響は小さく、万が一暖房器具が壊れても、身体への負担が大きく違います。

理想は暖房費がかからない無暖房住宅ですね。

 

②について、①の能力が上がれば必然的に過剰な設備能力は必要ありません。近年は設備機器の開発も著しく伸びていて、より高効率なものを選ぶことができます。光熱費の出どころは給湯・暖房・冷房・換気・照明・家電になってくるので、これらを最小限に抑えられる「①の断熱性能」が優先だと理解できると思います。

 

③はあくまでも最後に選ぶものと思っておきましょう。なぜなら、始めから創エネありきでは、機械に依存する可能性が高く、肝心な本体能力を弱くしてしまいがちになります。

生活する上で必要なことはエネルギーを少ししか使わない家であり、つくるエネルギーも少しでよいのです。余分には要りません。

たくさんエネルギーを使うからたくさんつくるでは機械がなければ成り立たない家になってしまいます。

忘れてはいけないのはこれも機械であるということ。いつかは壊れます。

 

住まいの選択

新築や改修など住まいの方向性が決まってる場合

  → 改修(増築・減築・改築・修繕) or 新築(建替え)

上記の選択に迷っている方

  → まずは改修対象の建物調査(インスペクション)を行い、新築とコスト比較します。

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